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香典と記帳について
香典の記帳についてですが、
香典を用意する時のマナーとしての基本は、仏教・神教・キリスト教によって
袋の種類が違うので香典袋を間違えないようにするという事です。
また、表書きに書く名前は名字だけではなく氏名を、中の封筒には
住所や金額も書くなどのマナーがあります。
葬儀に夫婦で参列する場合の香典袋の表書きは、夫の名前で構わないでしょう。
親子で参列する場合は、若干、考え方が変わってきます。
同居でも別居でも、親世帯・子世帯で、香典は別々に用意するようにします。
しかし、子どもが学生であれば、親子の連名もしくは親の名前だけで構わないでしょう。
また、通夜と葬儀の両方に参列する場合、香典をどちらで出すのかは、
地域によって違うようです。
受付で記帳をするのは、香典があるないに関わらず、行うようにします。
記帳簿は、通夜用・葬儀用と分かれていますし、香典は香典用のリストが作られます。
ですから、香典を持参してきていないからといって、
記帳をしないで帰るようなことはやめましょう。
記帳に関しては、参列者は全員書くようにしましょう。 ランキング
例えば、夫婦で参列したのなら、夫も妻も名前を書くようにします。
しかしながら、絶対というわけではありません。
一人しか書かなくてもマナーに反することにはなりません。
ただし、遺族側から見れば、会葬者には会葬御礼の品をお渡しするわけですから、
何人見えて、その人数分のお返しができたのか・・・を分かりやすくするためにも、
記帳がしっかりされてあると親切かと思われます。
香典返しとは
香典返しについてですが、本来、香典はお返しするものではありませんが、
仏式では49日(七七日忌)の忌明け後、ただし故人が亡くなってから
49日(七七日忌)まで3ヶ月にわたる場合は35日に、
品物にあいさつ状を添えて贈るのが一般的になっています。
神道やキリスト教では、原則、香典返しをしないことになっていますが、
最近では仏式での影響を受けて、香典返しをするのが一般的になりました。
神道では忌明け後の五十日祭に、キリスト教では1ヵ月後の
召天記念日や記念式の日にお返しします。
香典返しの額の目安は『半返し』といわれ、
いただいた香典の半額程度の品とされてきました。
しかし『関東の半返し、関西の三分返し』ともいわれ、または『全返し』
といわれる地域もあるので、地域の慣習に従うのがよいでしょう。
また告別式の当日に一律の金額の品物をお返しするケースも増えているようです。
具体的な品物としてはお茶、砂糖、タオルセット、
石鹸などの実用的なものが一般的です。 ランキング
香典返しにはあいさつ状を添えるのが一般的ですが、
文面は葬儀社やデパートの専門コーナーで依頼したり、
既に印刷してある市販のものを利用することもできます。
香典の書き方に決まりはありませんが、弔辞の手紙は白無地の
一枚の便箋と一重の封筒を用いるのが習わしなので注意が必要です。
故人の遺志により、香典を基金や福祉関係へ寄付する場合には、
忌明けのあいさつ状に趣旨と寄付先を書き添えて送り、香典返しはしません。
また弔電だけをいただいた人にも香典返しは不要でお礼状を出します。
香典のマナー
香典のマナーについて紹介したいと思いますが、
香典は宗教に関係なく霊前に供える現金のことをいいますが、
香典を入れる金包みは相手の宗旨宗派に添ったもの、
また金額に見合ったものを使います。
金額は故人を弔う気持ちと合わせて、遺族が香典返しをする際に
困惑することのない程度の額を入れます。
香典の中袋には香典返しのことも考えて、住所、氏名、電話番号、郵便番号を記入します。
香典は黒、緑、青色などのふくさに包み、通夜か告別式のどちらかに持参し、
受付などで会葬者芳名帳を記帳する際に渡すのが通例となっています。
通夜に受付がなければ礼拝のときにご霊前に供えます。
または遺族に直接手渡します。
渡す際にふくさから香典を取り出し、香典が相手の正面になるように持ち直して
『このたびはまことにご愁傷様でございました』などの
お悔やみの言葉を添えて渡します。
葬式が遠方であったり、さまざまな事情で参列できない場合には
できるだけはやく郵送します。
その場合はお悔やみの言葉と参列できないことへの
お詫びの手紙を添えて送ります。 ランキング
訃報を葬儀の後で知らされた場合には、
できるだけ故人の自宅まで香典を持参するのがよいでしょう。
昔から香典に新札を使うことは、臨終のために準備していたようなので
失礼にあたると考えられていましたが、現代では必ずしもそうではなく、
むしろ古いお札をお供えするのは失礼にあたると考える方もいるようです。
喪家の意向により香典や供花や供物を受取らない場合には、
喪家の意向を尊重しましょう。
香典の礼状
遠方から会葬に訪れた方や、弔問には来られず香典、供物、供花を
送っていただいた方、弔電をいただいた方には忘れずお礼状を出します。
香典の文例や例文としては、
『この度の葬儀に際しましては過分な御香料を賜り、ありがとうございました。
いろいろとご心配をお掛けしましたが、ようやく落着いてまいりました。
お心遣いの数々、本当にありがとうございました。』などとします。
故人の遺志で、いただいた香典を社会福祉団体や基金に寄付するなどの理由で
香典返しをしない場合には、忌明けのあいさつ状に趣旨と
寄付先を書き添えお礼状とします。
また、故人の収入で生計を立てていたため、
香典を遺児の養育費の一部に充てたいという場合もあります。
そういった場合には香典返しをせずその旨をあいさつ状に書き添えます。 ランキング
お礼状の文面は、葬儀社やデパートの弔事コーナーで
あらかじめ用意されたものを利用することもできます。
そういったものを利用する場合には、一言書き添えるとよいでしょう。
お礼状の定型は、黒かグレーで縁取りのしてある私製はがきと角封筒を用います。
最近ではカラー用紙を用いたり、挿絵を添えることもあります。
文章も以前に比べ自由になり、独創的な礼状も見受けられるようになりました。
なお、基本的に香典返しに対するお礼状は必要ありません。
先方に受取った旨を伝えたい場合には、
葉書や喪中見舞いを兼ねた手紙などで伝えます。
その際の文面には、ご遺族のその後の様子を伺い
『先日はご丁寧なご挨拶をいただき恐縮です』などと言葉を添えます。
会社の香典
会社関係における香典の金額や相場、書き方についてですが、
勤務先の上司、部下、同僚、またはその家族が亡くなった場合には香典を包みます。
包む金額の相場は出す側の年齢や亡くなった方との関係、親しさによって変わります。
会社の部下の葬式に出す香典の場合は五千円から一万円が相場です。
出す側が50歳代以上、または部長級以上の場合は一万円程度包んだ方がよいでしょう。
連名で出す場合には少し多い金額を出すとよいでしょう。
会社の同僚の葬式に出す香典の相場は、三千円から一万円程度です。
それほど面識のない同僚なら五千円でよいでしょう。
また連名で出す場合には決められた金額でよいでしょう。
会社の上司に出す香典の金額の相場は五千円から一万円程度です。
特別にお世話になった上司には一万円包むとよいでしょう。
会社の代表者、または代表者代理として葬儀に参列する場合、
受付での会葬者芳名帳の記帳の際は、社名と会社住所を記します。
上司の代理ならば上司の部署名、役職名、氏名、次行に『代理』と記し、
その下に自分の役職名、氏名を書きます。
夫の代理の場合には、夫の氏名の左下に小さく『内』と書きます。 ランキング
香典袋の表書きには『○○会一同『株式会社○○部一同』のように、
全体を表す名称だけを書きます。
別紙に全員の名前と、場合によっては個別の金額を書いて中袋に入れます。
個別で出す場合で、故人と仕事上のみのお付き合いでご遺族と面識がない場合などは、
ご遺族に故人との関係が分かりやすいよう、
名前の右側に会社名を入れるとよいでしょう。
下部に名刺を貼ることもできます。